S12お疲れさまです!!
読んでいただけると幸いです!!
〈構築〉
〈構築経緯〉
前期ガチグマ構築(https://tktpoke.hatenadiary.com/entry/2023/11/05/200458)
を使用しているときから若干の脆さを感じていました。その脆さというのはパオジアン構築の先制技だったり、トリックルームを使用するターンにクレセリアが削られすぎることを指します。
しんそく・不意打ち・アクジェ・グラスラとどれもかなりダメージが入ってしまいます。前期の構築ではこの問題をガチグマのドラゴンテラスタルとサイドチェンジで解決しようと考えていました。
しかしドラゴンテラスタルは水ウーラオスとゴリランダーには強くても、しんそく・不意打ちのダメージが変わらりません。また火力が高すぎてサイドチェンジが成功したとしてもクレセリアが先に落ちてしまう弱点がありました。そのためガチグマを展開するタイミングや先発での削りが重要なものとなっていました。トリックルームを貼るターンにクレセリアが削られてしまい、先制技圏内や他の技でクレセリアが回復が間に合わず落とされてしまうことも問題です。トリル下でガチグマ対3体の展開になり、トリル下とはいえ交代や守るを使用することで対処されてしまいます。
これらの問題を解決する手段としてアローラキュウコン+ガチクレセというものを考えてました。アローラキュウコンで壁を貼ることによって耐久不足という上記の弱点をカバーしながら、壁+三日月の祈りで体力をキープしながら2度目のトリックルームまで狙えます。しかし壁を貼るポケモンとしてアローラキュウコンを採用したところいくつかの問題点が見つかりました。
一つ目は選出がばれてしまいやすいことです。壁構築の弱点でもありますが、壁要因を初手に出したい構築のためそれが読まれてしまいます。二つ目が引くタイミングが難しいということです。いくら壁を貼っているとはいえ、交代のタイミングでダメージを受けてしまうと耐久が不安になります。そのタイミングの見極めや読まれやすい選出という問題点を解決できず、アローラキュウコン+ガチクレセという構築を諦めてしまいました。
そんな中知り合いがヘイラッシャシャリタツ+壁ドラパルト+ガチクレセという構築を使っているのを目にしました。この構築はヘイラッシャシャリタツの強力な並びを匂わせて、ヘイラッシャのあくびとドラパルトの壁から展開していきます。ヘイラッシャシャリタツという強力な選出誘導とドラパルトの壁という読まれにくい壁要因を使用することで壁構築の選出を読まれやすいという弱点をカバーしながら、あくびでガチクレセの着地する隙を作ることができます。この並びはアローラキュウコン+ガチクレセのときの問題点をクリアしています。この並びから再スタート。
壁要因として基となった構築ではドラパルトが採用されていましたが、このドラパルトに疑問を感じました。ドラパルトは猫だまし無効や水流連打を半減にできるといった良さはありますが、ブーストハバタクカミのムーンフォースで倒れてしまうため、相手がヘイラッシャに集中するのを祈ることになってしまいます。また相手に対して攻撃する能力が乏しく、壁要因とはいえ一定の攻撃性能がほしいと感じました。
そこでレジエレキというポケモンに目をつけました。環境に多い水ウーラオスやトルネロスの弱点を突くことができ、ノーマルテラス大爆発型やエレキネット型等が考えられるため壁が読まれにくいポケモンであり、ブーストハバタクカミのムーンフォースを耐えることができるポケモンです。猫だましが防げないという弱点はありますが、ちょっとした削りや最後の一押しができるレジエレキを壁要因として採用。
またエレキネット型と選出画面で相手に思わせることができるイーユイを最後の一枠として採用。
〈構築概要〉
上記でも述べた通り、この構築は寿司偽装壁ガチクレセというコンセプトのため基本選出はヘイラッシャレジエレキ+ガチクレセの形になります。
動きとしては簡単で、レジエレキで壁を貼りながら、ヘイラッシャのあくびでガチクレセの着地する隙を作ります。(場合によってはヘイラッシャとレジエレキで相手を削りにいく。)壁を貼った状態でガチクレセを着地させ、全抜きを狙う構築となっています。
〈個体解説〉
ヘイラッシャ
性格慎重
H257(252)A152(252)B135D94S55
基本選出のヘイラッシャレジエレキ+ガチクレセではガチグマしかアタッカーがいないため、最低限殴れるようにHA振りを使用することに。耐久は壁で上げれるため使っていて問題はなかった。
.......追記これ意地っぱりのほう効率いいですね😓😓
意地っぱりだとH257(252)A152(148)B135D99(108)S55になりますね…調整ミスです
レジエレキ
性格臆病
H187(252)B95 (196)C121(4)D75(36)S245(20)
調整意図
HB:タイプ強化水ウーラオスの水流連打2.7%
S:最速スカーフウーラオス抜き
ウーラオスの水流連打を耐えて反撃できる耐久振りが予想以上に強かった。
性格図太い
H227(252)B169(188)C95D149(68)S105
調整意図
HD:命の珠イーユイの悪波12.5%
HB:残り
前期使った調整と同じ
物理環境のため、Dに最低限回し残りをBに。
テラスタルは火力増強ができ、汎用性も高いフェアリーを選択。
持ち物をゴツメから防塵ゴーグルに変えたのは、壁構築はモロバレルに隙を見せやすいため防塵ゴーグルを持たせた。これにより逆にモロバレルを腐らせ、壁ガチクレセを通しやすくなった。
ガチグマ
性格意地っぱり
H223(140)A211(252)B125D100S85(116)
調整意図
H:火傷ダメージ最小。
A:すべてを破壊してほしいため極振り。
S:余り
前期使った調整と同じ。テツノカイナ、ドドゲザン、モロバレルとのS関係を明確にするため、Sにかなり努力値を振った。
非トリル下でテツノカイナを処理しながらトリルを貼るという動きが強かった。また、非トリル下でも最低限動けるため、立ち回りの窮屈さがなくなった。
テラスタイプは、ゴーストや毒が候補にあがるが、オーガポンやヘイラッシャやコータス、グラススライダー・アクアジェットに強くしたかったためドラゴンテラスで採用。ハバタクカミが厳しくなることや氷抜群を変更できないため、一長一短ではあるが相手のガチグマ対策枠を腐らせることもあるため、採用価値は十分にあると感じた。
イーユイ
性格臆病
H130B100C187(252)D140S167(252)
調整意図
特になし。
レジエレキをエレキネット型と思わせる役割。
選出は少ないが、再戦時やゴリランダー+サーフゴー構築やトリックルーム構築に選出することがあった。
シャリタツ
性格臆病
H143B80C172(252)D115S147(252)
調整意図
特になし
選出0の完全な見せポケ。特性を呼び水にしてトルネロス+水ウーラオスを倒すことも考えたが、選出弱くなりすぎて後続に対処される未来しか見えなかったため断念。合体を匂わせるだけでも強い。
〈選出〉
基本選出
先発:ヘイラッシャ+レジエレキ
後発:ガチグマ+クレセリア
大体これ。
ヘイラッシャの欠伸を打ちながら(パオジアンの襷を削るためやハバタクカミが来たら積極的に攻撃する)レジエレキの壁を貼り、ガチクレセの着地を狙う。
〈結果〉
TNメインTKBNサブ*TKT*
最終7位
瞬間1位達成